岩塚クリニックでは、慢性の病気を持つ患者さんも来院されますが、発熱・耳の痛み・鼻水・咳や痰などの症状を示す急性の病気で来院される子供さんや成人が多く来院されます。
医療機関としては当然のことですが、ウイルスや細菌の感染が他の患者さんに伝染しないよう、考慮した対応を心掛けています。
このため、感染の機会が増える『子供の遊び場・キッズルーム』は設置しておりません。医療に不要な物品を設置しないことも心掛けています。
高熱や発疹のある患者さんは、他の患者さんから離れてお待ちいただいておりますので、来院時に受付でお申し出ください。
施設のご案内
外観
JR中央線春日井駅から徒歩約2分の立地にあります。ブラウンのタイルを基調とした4階建てで、1階が入り口です。
待合室
日あたりが良く明るい待合室。十分なスペースがありますので、お子さん連れでも落ち着いてお待ちいただけます。
エレベーター
当院は開院当初よりバリアフリー設計となっており、車いすの方でも安心して来院いただけます。
診察室全体
光学ファイバースコープ、光源等がセットされ、患者さんに耳・鼻・喉の中をお見せしながら細かい診察が可能です。外来手術にも対応しています。
防音室
聴力検査、耳管機能検査は防音室で行います。二重扉のため外の雑音が入らず、正確な検査が行えます。
点滴室
診療室の奥にあり、カーテンで遮ることができますので、安心してお過ごしいただけます。喘息発作などで点滴時間が長くなる時は、奥の小部屋で点滴を行います。
トイレ
広々としたスペースをご用意しました。3階に設置してありますのでご利用ください。
駐車場
クリニックの建物下に4台、10メートルほど南に17台の駐車スペースがありますので、お車でも来院いただけます。
検査機器のご案内
ネブライザー
鼻、咽頭、喉頭、気管支の吸入の機械です。アレルギー性鼻炎や花粉症などの鼻の症状を緩和させるのに非常に有効です。
レントゲン
副鼻腔炎や肺炎などの診断に用います。
チンパノメトリー
鼓膜の動きを見ることによって、鼓膜の奥の中耳に滲出液が溜まっていないか、耳小骨の動きに異常がないかを調べる検査です。
呼吸機能検査(スパイロメトリー)
呼吸の能力を調べるものです。喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの病気の診断や経過観察に用います。
呼気NO検査機器
呼気中に含まれる一酸化窒素(NO)の濃度を測定し、気道の好酸球性炎症を評価するものです。喘息の診断や治療効果の判定に有用です。
耳管機能検査
主に耳管開放症の診断に用います。
聴力検査
当院では、日本聴覚医学会の聴力検査手技で行っています。純音聴力検査と語音聴力検査を行うことができます。難聴の程度を知るために、一般的には純音聴力検査を行いますが、補聴器の適合などには語音聴力検査も必要となります。
眼振検査
めまいの診断の基本となる検査です。眼球の動きの異常を見ることで、めまいの原因を推測します。
自動血球計数CRP測定装置
少量の血液から、数分間で白血球数や炎症の程度が判明します。細菌感染の有無や、炎症の重症度を判断することができます。
電子・光学ファイバースコープ
耳・鼻・喉の奥を詳細に観察するために必要です。異物の摘出にも必要不可欠な機器です。観察する部位により長さや太さの異なるファイバースコープを使い分けます。
迅速診断キット
インフルエンザウイルス・RSウイルス・アデノウイルス・溶血性連鎖球菌・肺炎球菌・マイコプラズマといった病原の有無を5〜15分で調べることができます。病気の原因を迅速に確定できれば、病気を早期に適切に対処することが可能となります。使用するキットの選択は、臨床症状で判断します。